2009年に発売された、ポケットコンピュータの最終モデルPC-G850VSです。
2000年に発売されたPC-G850以降、仕様が大きく変わることなく学校教育向けに
製造販売が続けられていました。
BASIC言語のほか、C言語、Z80アセンブラが内蔵されていて、本体だけで
プログラム作成ができました。
また、I/O端子が開放されていたので、外部に接続された機器の制御の実習も
できるようになっていて、マイコン制御の基本を学習することができました。
現在はArduinoやRaspberry Piなどの高性能マイコンボードが、学校教育向け
教材として使用されるようになり、30年に渡るポケットコンピュータの歴史は
幕を下ろしました。
CPU Z80
144×48pixelグラフィック液晶(モノクロ2階調)
32KB RAM
#RetroPC #PocketComputer #Calculator #SHARP
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