シャープの日本語ワードプロセッサ専用機「書院」にIBM PC互換パソコンを組み込んだ複合機「書院パソコン」です。
高品位熱転写をプリンタ内蔵したラップトップPCです。
「書院」はパソコンアプリではなく、ハードウェアとして内蔵されているので、書院とPCとはスイッチ切替えでの排他的使用となりますが、データ保存用のハードディスクドライブは共用となっているので、PC側から書院で作成した文書は読み込むことができるようです。
PC部はCPU 80386SX(20MHz)、メモリ2MB(最大6MB)、HDD無し～HDD40MB、16階調VGA白黒液晶と、当時のDOS/Vラップトップとしては標準的なスペックでした。
別売のWindows3.0をインストールすることでWindows PCとして使用することもできました。
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